情報科学研究科博士課程在籍中のFelix von Drigalskiは、チームNAISTのリーダーです。メンバーは、ポスドク研究員のGustavo Alfonso Garcia Ricardez、博士課程のLotfi El HafiとPedro Miguel Urigüen Eljuri。スウェーデンで開催されたICRA 2016のAirbus Shopfloor Challengeというコンテストの前準備として行ったロボットデザイン、未知の課題、そして、それを解決するための対策について語りました。
全容は、Robohubで公開中です。このリンクからご覧になってください(記述は英語です)。写真や動画もあります。
The IEEE International Conference on Robotics and Automation (ICRA 2016)はIEEEが開催する最大級のロボット系国際会議で、Airbus Shopfloor Challengeは世界最大手の航空機メーカーの一つエアバス社が開催した優勝賞金2万ユーロというロボット競技でした。
Airbus Shopfloor Challengeでは、世界中からロボティックス分野のトップチームを招き、各チームは、航空機組立ての際に実存する課題を解決するための革新的な手法を競いました。航空業界において標準化された穴あけ作業の正確さを実現する最先端のライトウェイトロボットシステムの設計・構築に挑戦しました。
2日間の競技の末、NAISTチームは提案した解決の正確さや性能と共にその革新的な設計が評価され、他の6チームを抑え、1位に選ばれました。
Airbus Shopfloor Challengeの詳細や他のチームの様子は下のビデオでご覧ください。