オープンキャンパス2018

高山サイエンスタウンフェスティバルの一環として、一般の方に対して、展示やデモンストレーション等を行うオープンキャンパスが11月11日日曜日に開催されました。

普段のNAISTで開かれるオープンキャンパスはNAIST入学希望者に対して開かれますが、今回は家族で参加される方が多く、学内もたくさんの来場者で賑わっていました。

たくさんの人で廊下が進むのも困難でした今回はNAISTマスコットキャラクターを投票するブースがあり, 9つのキャラクター候補がブースに掲載されていました。その中から好きなキャラクターを3つまで選んで投票することができ、参加者には景品としてジュースが配られたため、たくさんの子供達が集まっていました。

キャラクターに設定された個性も様々で、どれも魅力的に見えました。

情報科学棟ではたくさんのデモが用意されていました。子供が多かったブースをここで紹介していきたいと思います。

 

まずは光メディア研究室のブースです。ここではキネクトカメラを用いたデモを紹介していました。キネクトによって識別された人のポーズを映していました。子供達は自分のポーズが認識される様子を楽しんでいました。

キネクトカメラで子供達を撮影します。認識されたポーズが画面上に映し出され、人間がどんなポーズを取っていたか解析しています。
この催しも行列ができています。

続いて知能システム制御研究室です。写真に示しているような倒立振子を操作して迷路を走破させていました。倒立振子はコントローラーを使って片輪ずつ回転させることができます。倒立振子は倒すことなく操作することが求められます。子供達は倒立振子の制御を体験していました。

赤い倒立振込を操作していました。

倒立振子は自身が倒れないように二輪で制御されます

情報基盤システム学研究室ではハッカーの視点が体験できる一風変わった催しが行われていました。NAISTのサーバが敵として出現するので、ハッカー側としてキーボード連打するとDoS攻撃ができるというゲームを提供していました。一定数キーボードを叩くと、ゲームクリアとなり景品としてお菓子を手に入れることができました。

ゲームの用語を説明しています。タイトルのインパクトが強いですね。
実際にゲームをプレイしている様子です。DoS攻撃をしているハッカーを体験できます。

最後はインタラクティブメディア研究室です。そこでは世間で注目されているAR技術やVR技術が体感できるデモを行っていました。キネクトカメラで参加者がどのポーズを取っているか解析し、AR空間にいるキャラがそのポーズを再現してくれます。

午前10時の開場から午後3時までの5時間でしたが、開場時間前から並んでくださった来場者も多く、15時を回ってもしばらく賑やかな時間が続きました。

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